B級グルメ鶏もつ煮2
 
		
		
		
	
B級グルメ 鶏もつ煮2
特別養護老人ホーム ネオライフとみざわ 玄関前の広場で、施設長が打ち、町立保育所の園児さんが踏んだほうとう麺と共に鶏もつ煮を作って食べました。
 
ネオライフとみざわ玄関前の広場に、皆さんが集まってます。
 二階から撮った写真は、全体がよく分かりますね~、なかなかグーです。
 
さあ、これから施設長が「ほうとう麺」を打ちます。
 この「漆塗りの大きな器」で、地粉をこねます。
 「施設長、力一杯、頼みますよっっ!」
 
ほうとうを待っている間、利用者さんにインタビューです。
 「“ほうとう”なんて言わないよ、“のしこみ”って言ったもんさ。」
 「ウチのお袋さんの作るほうとうが一番だったな。」
 思い出たくさん聞かせていただきました。
 
お隣の町立保育所の園児さん、お散歩帰りです。
 興味津々の面立ちで、会場に立ち寄って下さいました。
 「何を作ってるの~??」
 
せっかくの機会なので、園児さんに “ほうとうの生地”を踏んでもらいました。
 利用者さんは、小さなお子さんが大好き。可愛い足でパタパタする姿に、ニコニコです。
 
「包丁を使って料理するなんて、夢みたい!」
 きっとこれまでに、ご家族のために、たくさんのお料理を作られてきたのでしょうね。
 割烹着がお似合いです。
 
大根・人参・白菜・椎茸・ごぼう・豚肉・・・具材が煮えてきました。
 さあ、切り込み終えた“ほうとう麺”を鍋に入れます。
 「くっつかないように、バラしながら・・・、ね。」
 
「トロトロのほうとう麺」が煮上がりました~。
 この「トロっとした、濃いみそ味」が、冷えた身体を温めてくれるんですよね~。
 (作ってる私たちは、既に身体が・・・・熱い!)
 
あらかじめ調合した調味料を鉄鍋で温め、そこへ鶏モツとキンカン(産卵前の卵)を入れます。
 (今回は、鶏モツは肝臓だけです。他の内臓は、ちょっと硬いので・・・)
 キンカンは下茹でしましたが、肝臓は、そのままです!
 ・・・大丈夫、臭みは消えますから・・!
 
こちらの調理員さん、なんと甲府市の鶏モツ発祥のお店(○藤さん)に、味の追求のために出向いて下さいました。
 (私も、家族と行ってきました・・・。)仕上げのコツは・・・?
 
煮汁を全部煮詰めていたら、モツが硬くなってしまいます。
 ですから、煮汁を“ザル”で一度切ります。
 少しだけ煮汁を残して、それを煮詰めていけば、“こってりとツヤツヤな、ふっくら柔らかい”モツ煮が仕上がるんですって。
 なるほど・・・。
 
鶏モツ煮の盛りつけの基本は、「こげ茶色に仕上がったツヤツヤの鶏モツ」「きらきら金色に輝くキンカン卵」「ししとう、サラダ菜のような、緑の野菜」なんですって。
